ネットの喧騒から一歩引いて、阿部監督のニュースを見た部外者の私が思うこと

巨人軍の阿部前監督の辞任発表がありました。


進退を含めた処分が検討される中、最終的には本人からの申し出による「辞任」という形に落ち着いたようです。

形式的には「辞任」ですから、将来的な復帰の道が完全に閉ざされたわけではありません。ただ、伝統や面子、コンプライアンスを重んじる読売グループという組織の性質を考えると、そこにはまだ高いハードルがあるのも事実です。


今回の件で、個人的に最も印象に残ったのは、後に公開された長女の手紙と、児童相談所の対応でした。


長女の手紙には「大ごとになるとは思わずに、AIに相談した上で児相に連絡した」「父とはすでに仲直りをしている」という趣旨のことが書かれていました。当人たちの間では、突発的な親子喧嘩の延長だったのだと思います。

児童相談所の対応について、一部では「大げさにしすぎだ」という声もあるようですが、私はそうは思いません。
家庭内のトラブルは密室化しやすいものです。「何か起きる前に」警察と連携して迅速に動いた児童相談所の担当者の方は、まさに素晴らしい仕事をされた、プロフェッショナルだと思います。この騒動で、後ろめたさなど感じる必要は一切ありません。


そもそも、これは一家庭の極めてプライベートな問題。
私たち他人が詳細まで知る必要のない話です。


著名人だからとセンセーショナルに煽る報道のあり方や、世間の空気に流されて冷静な判断ができなくなる企業の対応。そうしたものが少しでも見直されるきっかけになればいいな、と感じています。


周囲の喧騒に惑わされず、当事者たちのこれからの歩みを、静かに見守りたいものです。